はろーざねです。今回は2週間フィリピンで語学留学してきたので、その様子をレビューしたいと思います。
Glant English Academy
今回筆者は、セブ島にある韓国人経営の語学学校
Glant English Academyで2週間語学留学してきました。筆者は公共の学校教育以外受けたことが無かったため、プライベートスクールの授業を受けてみたいと思い入学しました。
Glantは自由な校風と、低価格でネイティブからレッスンを受けられることを売りにしているようでした。
授業
一コマ50分で、全コマ数を受講すると9:00-17:50で8コマ受講することが出来ました。筆者はレギュラーコースを選択したため、10:00-16:50の6コマでした。個人的には、6コマ受けても、8コマ受けても会話経験値に大きな差があるとは思えず、値段の安い6コマで十分な印象を受けました。むしろ空き時間が出来るため、復習する時間を確保しやすく、この位のコマ数のほうが良い気がしました。
授業は基本的にマンツーマンで、テキストを進めることになっていました。ちなみに、筆者は授業中9割くらい雑談していたため、ほとんどの授業でテキストがあまり進みませんでした。勿論、きちんとテキストを進めている生徒も沢山いるようでした。
筆者はこの雑談で日常的なことからかなりディープな話題まで、フィリピンの人たちと話せたので嬉しかったです。先生達は生徒達からの情報によって日本と韓国についてかなり理解があったため、フィリピンと日本を比較しつつ話すことが出来ました。この会話によって、フィリピンについてより一層知ることが出来たのではないかと思います。
ただ他の生徒の情報によると、この学校の先生の質はセブ語学留学のなかではあまり高くはないということでした。他の語学学校においては、先生に対して大学での教育学の専攻や、ハイスコアなTOIECの点数を要求しているところもあるそうです。ここでは専攻や実力は先生によってまちまちで、文法事項や発音などに関して多少正確でない先生もいたように思われます。
また、レギュラーコースでは授業のうち2コマグループディスカッション(GD)がありました。GDでは、基本的に先生含め3~4人で雑談していました。といいますか、筆者は殆どの時間雑談ばかりしていたような気がします。ただ、この雑談によって英会話能力が磨かれました。英会話上達のためには、とにかく喋ることが大事な気がします。
またネイティブの先生リックはアメリカ出身でしたが、結構クリアに発音してくれていました。ただ、こちらの発音があまりよくないと聞き取ってもらえなかったため、良い発音練習が出来ました。
土日は授業が休みのため、筆者はバジャウ族のところへ遊びに行きました。
掛かった費用
筆者は留学エージェントを介さず直接コンタクトを取ったため、授業料が1割引きでした。
・授業料(住居費食費含む) 72,000円
・SSP(特別就学許可証)12,000円
・教科書 1,000円
・電気代などデポジット 2,000円
合計=約87,000円
・生活費:筆者は2週間滞在して7,500円程使用しました。これでも普通に外食したり、毎週末クラブへ行ったりしています。物価が安い。
筆者は高額な現金を持って旅をしたくなかったため、現地でキャッシングしました。しかし、現地ATMでは一度に1万ペソ(約2万円)までしか下ろせず、一度の取引に250ペソ(約500円)かかったため、かなり余計な手数料を支払う羽目になってしまいました。日本円での支払いを受け付けているため、普通に留学するなら現金持ち込みが良いでしょう。
また、この学校では空港までのピックアップにも約1,500円ほどかかります。これをケチりたい筆者のような人は、空港からタクシーで向かいましょう。
雰囲気
とにかく自由な雰囲気で、校則や門限が特になく、授業にお酒含め何を持ち込んでもOKでした。時期によって韓国人生徒が多かったり、日本人生徒が多かったり、韓国人の子供が多かったりと雰囲気が異なるようです。
筆者が滞在した12月上旬は完全にオフシーズンで、日本人生徒は筆者を含め4人だけでした。ちなみに日本人マネージャーとしてインターンしている男性が一人いましたが、筆者が到着する前日デング熱に罹ってしまい、筆者が卒業する数日前まで入院していました。他は韓国人生徒が7,8人と韓国人の小学生くらいの生徒が5,6人という具合でした。二週目には韓国の子供たちの数が倍くらいに増えて、賑やかさが増しました。
食事
食事に関しては、まずまずといった所でしょうか。平日は3食、土日は朝夕2食を無料(というか学費に含まれている)で食べることができます。韓国風フィリピン料理といった感じの謎食が出されましたが、味は悪くなかったと思います。たまに野菜が少なく、炭水化物に偏った料理が出る点に関しては気になる人もいるかもしれません。
料理内容に関して、文句を言っている人はそこそこいました。彼らの口にはここの料理は合わなかったようです。ちなみに、筆者はタダ飯なのを良いことに、これでもかというくらい毎食モリモリ食べていました。
部屋
筆者はドミトリー料金しか払っていませんでしたが、オフシーズンで全然人が居なかったため、二人用の部屋を一人で使わせてもらっていました。日本のビジネスホテルの部屋を広くして、少しボロくした感じがしました。エアコンを自由に使うことが出来て、かなり快適でした。ただ、フィリピンは物価のわりに電気代だけはかなり高額なため、あまりエアコンを使うとデポジット料金からかなりお金が引かれてしまいます。
また筆者はラッキーなことに、卒業後も数日滞在させてもらえました。全体的に、この学校は融通が利く感じがしました。
シャンプー、石鹸、ドライヤー、トイレットペーパーなどの日常用品は各自持ち込むか、近くのショッピングモールで買うこととなっていました。ベトナム以来ひどく腹痛だった筆者は最初、トイレットペーパーが無くて焦りました。
あと筆者は毎日ご飯を食べすぎていたためか、お尻から出てくる茶色いアイツが毎度かなりデカく、3回ほどトイレが詰まりました。更に筆者は、詰まりを直そうとして借りたキュポキュポする棒みたいなやつを折ってしまいました。本当、すみませんでした。
また事務室で衣類を預ければ、3kgあたり89ペソ(約180円)でクリーニングしてもらえました。洗濯機も備え付けてあったので、長期滞在する人にとっては洗濯機が経済的で良いでしょう。近くのスーパーには35ペソ(70円)くらいで12回使用できる個包装洗濯洗剤も売っていました。こんなカタチでアリエールと再会できるとは思っていませんでした。
Wi-Fi
各階に無料Wi-Fiがあるのですが、何故か頻繁にインターネットとの接続が途切れました。また、共用スペースや部屋ではWi-Fiが使用できるのですが、ほとんどの教室ではWi-Fiが繋がりませんでした。こういった所は、フィリピンクオリティですね。
立地
1㎞圏内に、様々なレストラン、ファストフード店、ショッピングモール、 ジム、ATMなどがあり、なかなか好立地でした。ちなみに最寄りのジムは200ペソ(約400円)/回と高額ながら、素晴らしい施設でした。月額払い(約2000円で使い放題)やグループ利用で安くなるようです。
感想
筆者は20代の生徒二人(日本人と韓国人)と仲良くなり、毎週末3人でクラブへ遊びに行きました。
オフシーズンのため生徒が少なく、思っていたよりも遊びに行ける生徒は少なかったですが、様々な年齢層(6歳~40歳くらい)の韓国人達と交流できたのは良い経験でした。
英会話能力については2週間という短期間にも関わらず、結構伸びたような気がします。間違った言い回しをしていたら直してもらえたり、知らない単語についてすぐに質問できるので、普通に英会話をするよりは効率的に英会話を上達できるように思いました。
また、ネイティブと比べて先生達の会話はかなり聞き取りやすく(スラングをあまり使わない、早口ではない)、喋るのが苦手で詰まってしまっても先生はこちらの意図を汲もうとしてくれるため、安心して英会話の練習ができる環境だと思いました。
あと一番大事な要素ですが、とにかく自由な雰囲気の中楽しく勉強できたのは何より良かったです。先生達も生徒達も最高でした。卒業時には寂し過ぎて泣きました。心の中で。
GLANT公式ホームページ
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